4月も後半になってようやく日々の売上が出てくるようになった。と言っても、実際には売上額が利益額であってほしい程度の売上額ではあるが、見飽きた在庫が売れてくれるのは嬉しいこと。
明日は給料日の方が多いはずなので、明日から月末に向けて在庫処理を進めていきたいところ。それによって現金の回収ができれば、とりあえず目の前の危機は一時的に回避できる。最低目標をクリアできそうな状況ではあるものの、やはり先を見据えると毎月が本当に勝負になる。
先日の話では、毎日13個の仕入を続けることで、棚在庫数を大幅に増やし、日々の販売数を4倍増くらいに増やすことで、1日の売上や利益を増やすという量の戦いをする方向性で考えていたが、やはり現実的には数を確保することが非常に困難であり、現状の力量では1週間に13個くらいの物量しか確保できていない。そのようなスピード感では、月間の利益は愚か、売上すらろくに作ることができない。
キャッシュの限界が近い状況で、同じ過ちを毎月繰り返すわけにはいかない。つまり、遅くとも今週中には、来月から起死回生できる方法を考え、確実に実行し、結果の出る方向に持っていかなければならないのだ。
頭の中に浮かんでいる方法は、
・1日13個仕入れのような物量の勝負
・紳士服やブランドバッグに絞ったヤフオク1スタ戦略
・季節柄単価が落ちるためダメージの少ない低単価仕入へのシフト
・薄利多売超高回転のハイブランド分回し戦略
このように複数の戦略が挙げられるが、どれも不安要素盛りだくさん過ぎて厳しい。
1日13個仕入れは、そもそも商品数の確保が非常に難しい。
ヤフオク1スタ戦略は非常にキャッシュの回収に関して非常に効果的であるが、過去をさかのぼると、なかなか跳ねる商材を展開できておらず、数の確保も去ることながら、キャンセルによるキャンセル料で利益がひっ迫される傾向にある。
低単価仕入れに関しては、昨年はうまくいったような傾向にあるが、これも店舗数を相当回った印象があるため、体力勝負になる。
ハイブランド超高回転戦略は、過去にやったことのない戦略となるため、初期は赤字が出ることを覚悟しなければならず、現状のキャッシュの状況から、この戦略に身を投じるのはなかなか厳しい。
といった具合に不安要素が多数挙げられる。
しかし、この中から最も効果的な戦略を選択し、実行しなければ明日はない。
逆に今できることや持っているスキルから考える。
今できることは、レディース、メンズのアパレルに関する店舗、電脳仕入れ。正直バッグや小物類はしばらく触れていないため、それらを店舗で仕入れるのは困難であり、電脳でも本当にタイミング次第となる。ましてやハイブランドに関しては、全て仕入対象外に見えてしまっているので、今すぐどうこうというのは絶対に無理である。
となったときに最も確率が高い方法としては、
・店舗仕入れは週に2~3回にして十分に時間を確保しながら店舗数を回る。
・商材はヤフオク1スタ戦略に使える商材を中心とし、確実に1週間でキャッシュを回収していく。
・ヤフオク1スタアカウントを育てるため、週に投下する商品数は30点以上を確保する。
今日の段階では、このような戦略で進めていくという結論となったが、また時間を作って考えることにする。