猫の日常【ほぼにち日記】

39歳|男性|個人事業主|トレーニング歴約1年|ボディメイク|ジャーナル

4/21「月利100万円について考える」

★月利100万円について改めて考える★

1.現状から考える

4/20までの現状を考えてみると、売上416,635円。利益159,269円。利益率38%。販売個数38個。仕入個数61個。
月利100万円を目標とする場合、現状の4.18倍の数字が必要となる。各項目をまとめると、売上2,612,301円。利益1,000,000円。販売個数238個。仕入個数382個となる。

これを週に換算すると、売上653,075円/週。利益250,000円/週。販売個数60個/週。仕入個数96個/週となる。

さらに日に換算すると、売上93,296円/日。利益35,714円/日。販売個数8.57個/日。仕入個数13.7個/日となる。

全ての数値は、仕入れ単価や販売単価によって変動するため、必ずしも売上をクリアしていないといけないわけでもないが、この中で最もコントロールしやすいのは、仕入個数である。

現状から考えて月利100万円を本気で目指す場合、仕入れ個数13個/日をクリアし続けるのが最も現実的な方法となる。(毎日13個仕入れも相当厳しい目標設定ではあるが)。

 

2.では、仕入れ個数13個/日を達成できるのか?

そもそもこの設定をクリアすること自体がものすごく難しく非現実的である。少なくとも店舗仕入れだけではクリアできる可能性が低い。店舗仕入れをしながら片手間で電脳仕入れというのも、過去の結果を見ると効果的ではない。

では、どうするか。

大事なことは、日々の数字をクリアすること。毎日仕入れを13個することも大事なのだが、13個を毎日出品することが重要になるのだ。新しい商品が毎日並ぶからお客さんがお店に来るのと同じようなイメージ。つまり、その日出品するのに間に合わなければあまり意味がない。

出品数が0の日があったり、20の日があったり、してもいいのだが、できれば毎日出品があった方が良い。理由はネットだから。

毎日出品があることによって、それに期待し見に来るユーザーがいる。実店舗では週に1回しか行けなくとも、ネットであれば毎日見れる。フォロワーになっておけば通知も来る。そのルーティンを守り続けるから、日々の販売が安定し、売上や利益が安定してくる。

なので、毎日出品をクリアし続けることに越したことはないのだ。

ということで、日々13個仕入れを達成する必要性は十分に理解できた。そして、仕入れた商品を毎日出品し続ける意義も理解できた。あとは、それを達成する方法だ。

 

3.仕入個数13個を達成する方法

気合。あきらめないマインド。と言ってしまえばそこまでなのだが、事前の準備としては、仕入れルートの確保。利益商品のピックに対する知識量。底なしの体力。これらがあることが大前提。その上で折れないマインドを持ち挑み続けることが大事。

ライバル過多のこの状況で、利益商品に出会える確率は運の要素も強いため、武器と防具を十分に揃えた上で、数うちゃ当たる戦略をやり続ける他ない。

最低限10店舗/日は最低条件。13個仕入れを達成するまで帰れないというマインドで挑み続ける。今現状はそれしかない。

★毎日10店舗回り続ける。
★そこで利益商品をピックするための知識を付ける。
★折れないマインドで向き合い続ける。

これらをやり続けることが初期の初期。

 

4.仕入13個を達成できたら

毎日10店舗回り、圧倒的な知識でピックし続け、回収できたとする。しかし、それだけでは売上も利益も出ない。どういうことかというと、出品をしなければ、運用をしなければ、商品は安定的に売れないということ。

仕入れに全ての力を使い尽くした先に、さらに出品を毎日行い、運用も行わなければならないということだ。ある意味でこれこそが働くということでもあるが、日中の仕入れをいかに効率的に行うか、そしてその日の出品の時間をしっかりとり、毎日出品できるか、さらにはその運用を毎日欠かさず行い、お客様にアピールできるか。これら全てが重要となる。

これらをワンオペで実現する方法として重要なことは時間の有効活用とタイムスケジュール。

時間の有効活用に関しては、隙間時間をいかに作業に使うことができるかということ。例えば、仕入れた商品の出品について。移動時間の合間にある程度入力できる情報を入力し下書きとして保存しておき、家についたら写真を撮って採寸すれば出品可能という状態にしておく。そうすることで、出品の時間を大幅に短縮できる。その作業がないのであれば、メルカリやヤフオクを見て、直近で売れている商材の確認や知識のインプットに時間を使う。メルカリの100円値下げやセールコメントなどの運用を行うなど、やることはたくさんある。

次にタイムスケジュールに関して。日中の時間帯は仕入、夕方~夜は出品、夜間に運用というのが通常の流れではあるが、体力勝負の毎日が決まってしまっている以上、遅い時間帯になればなるほど、行動力が落ちるのは言うまでもない事実。であれば、後半に持ってくるはずの行動を早い時間に持ってくれば対処できる。つまり、先ほどの隙間時間の有効活用を行いつつ、出品にかかる時間を最小限に抑え、メルカリの運用を1店舗目に向かう移動時間で終わらせる。2店舗目以降への移動中は出品下書きとコメント対応、知識のインプットに注ぎ、夜間の運用業務を最小限に抑えることで、全ての項目を毎日クリアしていくことにつなげる。

 

5.取り扱う商材は?

仕入れ、出品、運用。これら全てが重要であり、それを継続的に実現させるための作戦はある程度できた。が、実際に取り扱う商材は、利益商品であれば闇雲にガンガン仕入れていっていいのか。これに関してはYESでありNOだ。利幅についてもそうだし、回転スピードについても考える必要がある。一番怖いのは利幅は取れるけど回転が遅く、黒字が出ているのにキャッシュが回らないという状況だ。利幅と回転については、どちらかと言えば回転を重視するべき。複利で増やすということはそういうこと。毎日13個ずつ増える在庫が毎日捌けるくらいのスピード感であれば、例え薄利であってもいう事はないわけで、逆に言えば毎日13個在庫が増えたが、1個ずつしか売れていかないのであれば、在庫で自宅は崩壊する。そうなったときに、商材に関しても戦略的に考えていくべきである。回転の良い商材、通年アイテム、季節アイテム、カテゴリ、それらをバランスよく取り入れ、なるべく仕入単価を抑えながら、回転良く捌いていける状況をつくっていく。

通年アイテムを40%。残りをメンズとレディースのアパレルで30%ずつ。このあたりがバランスの良い商材のパーセンテージかと思われる。

 

6.販路選択

次に販路選択。主に運用に使う販路としては、メルカリとヤフオク。この二つは必須であり、余裕があるのであれば、Yフリマやラクマなども運用していければ確率は上がる。

メルカリは主にレディースをターゲットとした商材がメインとなり、ヤフオクは主にメンズをターゲットとした商材がメインとなる。

メルカリでは、定額売りとなるため、日々の運用に時間がかかる一方で、ブランディングによってフォロワーがたくさんつけば即売れの可能性や相場以上の高額取引もあり得る。ユーザーも非常に多いため、欠かすことのできない重要な販路である。

ヤフオクは、主にオークション売りが特徴的な販路になり、特に1スタという方法で確実に買い手を付けてオークション期間内でキャッシュを回収できるというのが特徴。

キャッシュフローの改善にも効果的だし、商材が良ければ買い手同士の競り合いによって価格が大幅に高騰する可能性もある夢のような販路である。

メンズやハイブランドの商材が相性が良いので、それらの高値要素を含む商材をたくさん集めることで、キャッシュの回収と大きな利益を獲得できるので確実に運用していくべき販路である。

 

7.戦略

仕入れ、出品、運用、商材、販路選択。ここまでを十分に行うことができれば、月利100万円と行かないまでも、それ相応の利益は出せているはず。あとは、その先のことを考えつつ、日々、そして毎月ブラッシュアップしていくことが重要である。

販売単価や利益単価を上げていくための戦略、より高値で販売する方法の模索、回転率を上げるための施策、ワンオペから脱出し自分の役割を限定していくことによって、より利益を大きくしていく戦略など、考えるべきことは多々ある。

 

8.最後に

数の暴力という言葉が印象的なのだが、やはり質を最初から担保できない以上、まずは量で勝るしかない。人の2倍、3倍と努力し、圧倒的な数で勝利する。そこで勝利してから、徐々に質にシフトしていっても遅くはない。特にここから夏に向けては単価が落ちる。だからこそ、数で勝負。商材の選定に気を付けながら、日々のルーティンを守り、確実にクリアし続けることで、勝利を勝ち取る。