猫の日常【ほぼにち日記】

39歳|男性|個人事業主|トレーニング歴約1年|ボディメイク|ジャーナル

目標設定および戦略詳細について考える

★目標設定

月利という考え方を捨てて、週利という考え方で臨む。結果的には月利と同じ理論になるのだが、週利25万円を目標金額として考えていく。週利25万円を設定する理由は単純に月利換算(4週)にすると100万円になるから。過去最高月利は50万円程度だが、そこから月利100万円を目標設定にする理由は、やはり桁が変わったことによって見える世界の違いを感じたいから。100万円が達成できたら次は1,000万円が目標になるが桁が変わることによって、自分が次のステップに進めた一つの証明となるため、そこを目標に設定することは必然である。

では、具体的に考えていく。

週利で25万円を狙っていくためには、何を何個仕入れてどう回転させていけばいいのかということ。

基本的に取り扱う商材の8割以上は通年商材となるバッグや財布などで固めたい。ブランドレベルもハイブランドまではいかないまでも、ミドルハイを中心に固めていきたいところ。そう考えたときに、利益単価は5,000円を下回らないようにはしていきたい。販売ベースで250,000円÷5,000円=50個となる。5,000円の利益単価を設定した場合、週利25万円を達成するためには、最低でも1週間に50個は販売しなければならないということ。50個を販売するということは、50個以上の商品を仕入れる必要があり、理論値では回転率100%としているが、それはおそらく不可能ということから、回転率80%とすると63個の商品が必要となる。63個の商品を入札で落札する場合、5~10%程度の落札率と考えると、630(10%の場合)~1,260(5%の場合)点への入札が必要となる。かなり非現実的な数字となる。

というのも、まだ入札を行ったことがないから実際にはわからないが、1点ずつ状態判断および相場比較をしていく必要があるため、1点あたり10分くらいはかかるはず。特に利用し始めは勝手がわからなかったり、相場を正しく読むのに時間がかかったりするため、より時間を費やすことになる可能性もある。単純に1点10分だとした場合、最低でも630点×10分=6300分。105時間も時間がかかることになる。単純に4~5日だ。一日中つきっきりでこれなので、相当苦しい戦いになることは容易に想像できる。となった場合、利益単価を上げるのが適切だが、利益単価を上げるということは入札金額が下がるもしくは高値売りをして回転率が下がるということになる。入札額が下がると落札率が下がるため、仕入れが困難になる。高値売りして回転率を下げるとキャッシュフローが悪化するため詰む可能性が出てくる。

こればかりはやってみて判断する結果になるが、どちらもいじりたくないというのが現状。入札点数を見る限りは、出品された商品のほとんどに入札していくような状況になりそうな気もする。一応、現状想定される目標設定からの逆算はこのようなところ。だが、下方修正はしない。やってもいないのに下方修正をしていくのはただの逃げなので。

このまま先のことを考えてみる。

入札ができ仮に63点を落札できたとする。すると、その週中には63点の商品が届く。それをすぐに出品する必要がある。これもまた1点10分と換算して63点×10分=630分。約10.5時間となる。2日で何とか完了させると考えるが、この間も入札をしていかなければならないと考えると、これまた現実的ではない。また、出品するための撮影ブースや在庫保管スペースの確保、在庫の管理方法なども頭が痛い。これだけの数が毎週のように入ってくるとなると、在庫管理をしっかりしないと、ゴミ山の中から財宝を探すかの如く発送時の手間がかかるようになってしまう。また、発送する際の梱包材なども豊富に備えておかなければ、出荷したいときにできないという悪循環にハマってしまう。そうなると自宅が圧迫されるため、ある程度は事前に準備しておく必要がある。これらを考えると波に乗ったと感じた瞬間には外注化も視野に入れていかないと、自分自身の体力がもたなくなる。

ここまでの一連を全てクリアして、ようやく週利25万円が見えてくる感じであろう。

膨大な量の入札、到着した商品の出品、大量の在庫管理、回転率を重視した運用、その中で最低利益単価を確保、週に50点以上の出荷作業。事前にシミュレーションしておくべき内容が盛りだくさんだ。

そして、これらは目標設定からの逆算および仕入~販売~出荷までの一連の流れであり、ここからさらに細かい戦略について考えていく。

★詳細な戦略について

では、ここからは詳細的な部分について。まずは商材に関して。

BtoBオークションに参加する理由は、普段店舗では仕入れることが困難なブランドバッグや小物類を大量に仕入れられる可能性があるためであり、それができないのであればBtoBオークションに参加する理由はほとんどないといっても過言ではない。

つまり、取り扱う商材の大部分はバッグや小物類になるということ。中でもブランド力の強いものを中心に狙っていく。これは高い利益額を狙えるということでもあるが、それ以上に回転率を上げることができるというのが重要な点である。メルカリで売っても反応が強く、適切相場に置けば1週間以内に売れる、そして万が一の場合のヤフオク1スタでも人気がある商材で、競り合うことも必須で、ほぼ確実に最低利益単価を上回るというようなものを選んでいく。

普段から取り扱っているアパレル等々もBtoBオークションでは狙えるということだが、そこの割合を上げると回転率やキャッシュに影響が出る可能性があるため、こちらもブランド力の高い商材に絞って入札をしていく予定。

具体的なブランド名等の公開は避けるが、メルカリとヤフオクの相場や回転などを見ながらリスト化し、6月の入札開始に備えることにする。

時間的にかつかつな状態なため、なるべくリペア等は避けたいところ。状態ランクはBランク以上を狙うこととし、基本的にはそのまま出品しても問題ないレベルのものを扱うようにする。

また、取り扱う商材の割合はバッグや小物で8~9割以上、アパレルは1~2割程度とする。

基本的には、全商品メルカリ、ヤフオクに出品し、メルカリは通常どおり毎日100円値下げでの運用+いいね3件以上からセールコメント適用。ヤフオクは基本的に全て1スタ出品とする。1スタ出品では、おそらく出品当日にほとんどの商品に入札が入るため、メルカリで売れてしまった場合は、ヤフオクのキャンセル手数料がかかる。そのため、メルカリでは高値売りが必須となる。

ラクマやYフリなども駆使した方が、販売数は増える可能性があり、これらのフリマアプリは運用方法によって手数料が安くなったりもするので有用ではあるが、反応に対する手間を考えると積極的には使わない方向で考えている。

なお、週利で考える理由の一つは、キャッシュアウトが怖いという点もある。この方法を選択する以上、週に買い付けを行う数が多くなり、さらには支払いはキャッシュで行うようになるであろうため、毎週必ずキャッシュを回収し続ける勢いで行かなければキャッシュアウトする可能性が一気に高まる。月間でなどという期間の余裕はそもそもないため、仕入れた商品は翌週には完結させておくようにしなければならないのだ。支払いのサイトがどのくらいの期間で設定されているのかは定かではないが、さすがに購入から1週間で支払えということはないはずなので、多少の猶予期間はあると思うが、最初は吐き気がするような日々を送るようになるかもしれない。

具体的に考えると、入札をして落札した商品がその週に届く。届き次第出品し、そこから1週間のスパンで売り切る。おそらく入札から2週間程度で全て出ていくという流れになると思うので、入札開始の週は売上がないという結果になる。また翌週も売上こそ上がるものの、発送から商品受取評価まで1週間程度かかる可能性があるため、入金が確定するまでに入札から3週。つまり、最初の2週は入金がないということになる。このあたりのキャッシュアウトが非常に怖い。おそらく入札を開始するともう止まれなくなるため、キャッシュがあろうがなかろうが、売上が立とうが立つまいが入札は継続していくことになる。3週後の入金は必須になるが、売上が作れないような週が出てきたら即終了となる。流れができて安定的に回転し、キャッシュに余裕が出てくれば、多少の入金の遅れや売上の停滞には耐えられるようになるが、そこまでは毎日が勝負。そう言った意味では、メルカリの高値売り、ヤフオク1スタでキャッシュ回収、万が一のリユースショップやブランド買取店での即金回収。この3段構えでキャッシュアウトを阻止する。

6月スタートで12月までの約半年。この期間でキャッシュをつくり、融資の返済を早めていくことで、大幅な実績とともに再度融資を引きにいく。1,000万単位で融資を引き、さらに大きな額を動かしていくようにすれば、月利1,000万も見えてくる。その場合は組織化が必須となるため、それについても考えていかなければならない。

とにかく、12月までで+600万は必須。ここまではワンオペ。ここから先月利200万以上は組織化で拡大していく。

ということで、頭の中での構想はいくらでも発展する。が、まだ何も始まっていない。全てはどれだけ入札できるかという点と、どれだけ落札できるかという点に尽きる。

各入札に対する答え合わせや振り返り、そして自分の販売スキルとの比較検証。それらも含めたタイムスケジュールの作成も必須となってくる。

やることは山ほどある。今までの生ぬるい物販ではない地獄のような物販生活のスタート。その地獄を潜り抜けた先に天国が待っていると思って、やり切って見せる。